事例1: 経営者の思考が原因だったケース
ある経営者から、資金繰りで苦しんでいるとの相談を受けました。その経営者は「関係する事業から利益を出すことが目的ではない」と話されました。この発言から、経営者自身の思考に問題があることがわかりました。
➡️ 過去に大きな損失もあった影響を踏まえ、私がこの問題を指摘すると、経営者は何十年もこの考え方で経営してきたことに気づかれ、その後、事業戦略を大幅に改善されました。
事例2: 介護事業の資金不足と不正支出の発見
介護事業を営む経営者から、「毎月の資金が足りない」という相談がありました。会社の決算に対して関心が薄く、公共機関からの大きな借入金の返済に苦慮していたのです。
➡️ 決算内容を詳しく確認すると、経営者も把握していない貸付が存在し、さらに給与の不正支出が発見されました。これにより、経営体制の見直しと資金管理の強化が実現しました。
事例3: 決算報告の遅延に対する迅速化策
毎月の決算報告が1ヶ月以上遅れるという問題を抱えている大手企業がありました。
➡️ 調査の結果、棚卸資産の種類と件数が多すぎることが原因と判明。棚卸管理の根本的な対策と決算体制の見直しを実施し、速報ベースの報告を5日以内、決算報告を1週間以内に完了できる体制を整えました。
持続可能な経営を一緒に考えましょう
経営者や個人事業主の方々にとって、自社の決算や帳簿の内容を開示するのは大きな決断です。しかし、40年以上の財務経験と知識を基にした信頼できるサポートを提供しています。ともに、持続可能な経営を目指しませんか？
